【10/19】 陶土を使った動物スケッチin大牟田市動物園

2019.10.19に大牟田市動物園で陶土を使った動物スケッチを開催しました。

動物をじっと眺めながら、陶土をコネコネ。
通常のスケッチから少し趣向を変えて土を使って形をつくることでいつもと違う視点で見るということをやってみました。
・どんな目をしているのかな
・毛がフワフワしてそうだな、いや意外にゴワゴワ系かな
・足が長い!美脚だわ
・あの子ずっとなんか食べてる
・動物園の飼育員さんと仲良しだな〜
なんて、動物の姿だけでなく動物とその周りとの関係性も見つめながら、動物の形をつくっていきます。

 

お天気を心配していましたが曇り空から段々と晴天となり暑いくらいの陽気。
今回は、10名の方にご参加いただきました。

動物園の中を画板を持ち歩きお気に入りの動物の前でスケッチ。
そして陶土をコネコネ。
よくよく観察してそしてまたコネコネ。
もちろん、大人も子どもも関係ありません。
コネコネしたい人、スケッチしたい人がみんなそれぞれにコネコネ。

動物園を訪れている他のお客様から
「何してるんですか〜」と声をかけられたり
興味津々に画板の上を覗きに来られてちょっと会話を楽しんだり。

形ができたら軽く焼きます。
焼きあがったら色つけしたい方は色をつけたり、
ブローチにしたい方はピンをつけたり、
もっと焼きたい方は更に焼いてみたり・・・
それぞれが自分が作った動物に一生懸命に向き合ってみます。
大人も真剣。(むしろ大人の方が真剣)

 

今回は、いつもと違った視点で動物を見て形をつくることで、「動物」と「私」の間に新しい発見が生まれたらいいなということで企画をしました。

ぶら下がるナマケモノの手の動きをマジマジと観察したり、
熊のシッポはどこだと熊がお尻を見せてくれるのを待ったり、
アザラシの水槽をきれいにする飼育員さんの横で気持ちよさそうに寝るアザラシを眺めたり…
と、いろんな視点からスケッチができたのではないかと思います。

ご参加いただいた皆さまありがとうございました。
また、お部屋を貸してくださった大牟田市動物園さまには心よりお礼申し上げます。

次回の hare to ke labは11月に開催予定です。
廃材の木を使った活動をしようと思っています。
日程が決まり次第お知らせします。

アートを通して日々の連なりを考え、関係性の再構築を行なう hare to ke labは、一緒にゆるりと活動をしてくれる仲間を募集しています。
活動に興味を持っていただける方は是非一度遊びにいらしてください。